フランス語

LSHTMの講義とは別にUCLのevening courseでフランス語を勉強しています。

 

全くの初心者なので数字の読み方、挨拶からのスタートです。

友人(韓国人)に誘われて始めたけど結構気分転換になって楽しい!

Term2後の春休みに実力試しのフランス旅行計画も立てています。それまでに少しは話せるようになっていたらいいなあ。

 

場所はLSHTMキャンパスの近くにある元UCL病院の建物。調べてみたら1906年にオープンした建物らしく、見た目がハリポタ感あって素敵!

週1回2時間、ロンドン大学生だと若干の授業料割引あり。

UCLの学生からかなり年上の社会人まで1クラス20名程度。

スペイン語・ドイツ語・中国語のほか日本語・アイスランド語(!)などの他言語コースもあり。King's collegeでも夕方の語学講座はあるみたいです(LSHTMキャンパスからやや遠いですが)

Reading week

貴重なReading weekが終わってしまった。悲しいから備忘録として記録を残しておきます。

11/2 パブでラグビーW杯の決勝を観戦。勉強(Term1前半の復習とreading week中の宿題と6月の試験の問題を科目ごとにまとめた)。

11/3 ペルー人とロンドン観光。ボートでテムズ川下りして、グリニッジをぶらぶら。

11/4 昼夜逆転し始める。日本人のお友達とミュージカル「マンマミーア!」鑑賞。

11/5 勉強(宿題の残りとreadingを少し)、夕方からフランス語の授業、その後ミュージカル「メリーポピンズ」鑑賞。

11/6 ミュージカル「ライオンキング」マチネを日本人・韓国人・マレーシア人と鑑賞。

11/7 日本人数人でバースへ日帰り女子旅行。温水プールに浸かる。

11/8 ケニア人と徒歩でロンドン観光。最悪の天気で風邪を引く。

11/9 寝込む。ミュージカル鑑賞を予定していたが行けず。

11/10 なんとか回復。週明けの予習をする。

 

最後の方で風邪を引いてしまったので思ったより勉強できなかったですが、大好きなミュージカルをたくさん見に行けたのと観光もできて満足です!

友人はスペインーフランス国境間を徒歩で巡礼の旅をしたり、ストックホルムにふらりと旅していたり、思い思いに過ごしていて休み明けに話を聞くのがとても楽しい!

寮生活

ロンドンではprivate dormに住んでいます。

イギリスで暮らす際、University of Londonのdormやprivateのstudent dorm、ルームシェア、個人でフラットを契約、イギリス人の家に下宿などなど住環境の選択肢は様々。

個人的にルームシェアに若干の抵抗感があったのでLSHTMのページで紹介されている寮の中から探しました。

 

私が現在の寮を選んだ主な理由は

キャンパスから近い(徒歩10-15分程度)=治安の悪い地域ではない

大学院生専用(undergradの学生と同じ建物だと騒音トラブルがあるかも)

単身者専用(家族連れだとやはり騒音トラブルがあるかも)

留学生専用(楽しそう)

朝ごはん付き(catering付きの寮はキッチンを使えない場合があるので注意)

 

あとは

周囲に駅やスーパーがある

日本から申し込みできる+渡航前に部屋を抑えられる(海外生活が初だったので慎重でした)

問い合わせへの対応が早い

も好ポイントでした。

 

部屋はやや狭く、トイレ・シャワー・キッチン・洗濯機・乾燥機は共用ですが、以前も似たような環境で暮らしたことがあるので私は気になりません。フロアは男女別ではないです。家具・寝具付きでキッチンに共用の食器や鍋類があるのも嬉しい。

家賃は朝ごはん付きで£850/月ほど。おそらく平均的?(イギリスの家賃は週割りで表示するところが多いのでわかりづらいです‥)

学期開始後にも何人か学生が他の寮から引っ越ししてきているので、静かに暮らしたい院生にとってかなり良い環境なのだと思います。

 

同じ階にはギリシャ人、パラグアイ人、ドイツ人、フィジー人、中国人、シンガポール人、アメリカ人、イスラエル人が暮らしていてとても国際的。一緒にキッチンで料理したり仲良く過ごしています。

 

ちなみにLSHTMは入学前にfacebookで新入生の公式グループが作られます。ルームシェア相手募集やregistryへの提出書類の疑問など様々な情報交換がされるのでとても便利&心強いです。

入学後1ヶ月の状況

そろそろTerm1のReading weekが近づいてきました。

休み期間中は丸々海外旅行に行く友人もいますが、私はミュージカルを観に行ったり、Term2に取るModuleの予習にあてたり、イギリス内でのんびり過ごす予定です。

 

ちなみにTerm1で取るModuleは必修4(Basis Statistics for PHP、Introduction to Health Economics、Basic Epidemiology、Principles of Social Research)+選択2(私はIssues in Public Health、Health Services)で各Moduleに割り当てられた時間は半日/週。

Term2は前半2後半2とModule数は減りますが、各Moduleの時間が2.5日/週となるため講義時間はTerm1より長いです。また並行してSummer project(卒業論文)のProposalも書き始めるらしく、Term2はかなり忙しくなりそうです。

 

まだ(もう?)入学して1ヶ月ですが、すでにSummer projectの研究テーマや卒後の進路に関する情報が飛び交っています。かく言う私もprojectのsupervisor探しに苦労しています。

 

IELTS

MPH留学におすすめする語学試験はTOEFLか、IELTSか?と聞かれたら、個人的にはIELTSと答えます。

 

英国大学院を受験するのであればIELTS受験は必須です。

IELTSは米英両方の大学院で有効ですが、TOEFLは最近英国大学院では受け付けない傾向にあるようです。

LSHTMもたしか2018/2019年度まではTOEFLスコアの提出が認められていたと記憶していますが、2019/2020年度から有効な語学試験はIELTSのみとなっています。

私も当初は上記変更を知らずTOEFLを受け続けていましたが、結局TOEFL受験後にギリギリでIELTSを受験することになりました。(正直LSHTMの出願は諦めようかとも思った...)

 

またIELTSはTOEFLよりもハイスコアを取りやすいと感じました。

個人的にTOEFL iBTのスピーキング(モニターに向かってテンプレを話す独特の緊張感…)が非常に苦手だったのでIELTSの対人スピーキングは気が楽だったことと、IELTSの方が問題数が少ないので集中して解答できたことが要因だと考えています。

 

スコアは

2018/09/29  L7.5 R8.0 W5.5 S5.5 Overall 6.5

2018/10/13  L8.0 R8.5 W6.5 S6.0 Overall 7.5

特にIELTSに特化した勉強はしていなかったので2回目のスコアが上がったのは単純に問題形式への慣れです。 

For Sama

LSHTMでは授業以外にも様々なイベントやセミナーが開催されています。イベント数が多すぎて全部は追いきれません。聞きたいセミナーが重なってしまい涙をのんで片方を諦めることも(録画されて後から閲覧できる場合もあります)。

 

今日開催されたは「For Sama」という先月公開されたばかりの映画の上映会。

これはシリア戦争下のアレッポを舞台に女性映画監督Waadさんとその夫で医師のDr.Hamza、娘Samaの5年間の軌跡を辿るドキュメンタリー映画です。

当初は定員50名ほどの小さな教室で上映する予定が、あまりの鑑賞希望者の多さに急遽学校で一番大きな300名近く収容できるホールで開催することに。

目を覆いたくなる悲惨な環境の中でも小さな希望の光を持ち続け一日一日を死と隣り合わせで生きる人々。当時の自分は何をしていたのか、ただの海外ニュースとして流さずに何ができたのか考えさせられる、深く心に刺さる映画でした。

 

上映後のパネルディスカッションにはなんとWaadさんとDr.Hamzaが登場し会場はスタンディングオベーション

以下、質疑応答の内容を覚えている簡単なメモとして残しておきます。

・医学部を卒業してすぐ内戦が勃発、紛争地帯で病院運営をすることになった。当初は外傷をターゲットにした病院が多かったため慢性期疾患を中心に診療を行っていたが、段々と病院が減りアレッポを追放される直前は20日間で900件近くの手術を行い、1日に300人以上患者が運び込まれることもあった。

・軍により道路が封鎖された後、なぜ危険を冒してまでアレッポに戻ったのか?当時アレッポには住民が30万人近くいたが医師は25人しかいなかった。医師一人一人の責任がとても重かった。

・香港出身の学生から「私も最近までデモに参加していた。親にはデモへの参加を反対されている。今も参加している友人たちがいる中、遠く離れてしまった自分はどう動けば良いのか迷っている。」→「自分たちもアレッポに行くなという親の反対を押し切って活動していた。たとえ前線にいなくてもあなたたちのことを考えている、世界はあなた達を見捨てていない、というメッセージを送り続けることが活動中の人々にとって大きな励ましになる。」

・数多くのシリア難民が「内戦は終わった」として避難先から祖国に送り返されているが、戦いはまだ終わっていない。できることなら自分たちも帰りたいが今も帰れない状況にある。

・現在はイギリスで生活している。そして来年度、LSHTMの修士コースに入学する(!)紛争地での国連組織のあり方に疑問を持ったので保健システムについて学びたい。

 

www.youtube.com

TOEFLスコア推移

2017/01頃 勉強を始める

2017/02/18  R25/L25/S19/W20   Total  89

2017/04/15  R22/L27/S20/W19   Total  88

2017/06/10  R26/L26/S18/W22   Total  92

2017/07/29  R25/L27/S23/W24   Total  99

2017/08/26  R28/L20/S22/W26   Total  96

2017/09/24  R25/L27/S23/W26   Total 101

2017/10/14  R25/L25/S22/W24   Total  96

一旦100点越えたのでしばらくGRE対策に切り替える

(周りからTOEFL勉強も並行して続けた方が良いのではと言われていたのですが私には無理でした)

GREも落ち着いてきた頃、受験再開

2018/07/28  R29/L27/S22/W26   Total 104

2018/08/26  R29/L29/S17/W27   Total 102

 

基本はほぼ独学でひたすらMagoosh+最後の方は中国TPO。

Writingの点数が伸び悩んだので途中WebTOEFL(だったかな?)の添削サービスを受けましたが、添削者によって言う事が違うのであまり参考にならなかったです。講義ビデオは良かった。

怖くて正確には出していないのですが、TOEFL受験料+会場への交通費+教材費もろもろで結構お金も時間も掛かっています...

勉強始めてからの半年は受験しなくても良かったかなと反省。そして別記事でも書きますが早い段階でIELTSに切り替えればよかった...あんなに苦労したのに...

GRE

数学はすごく簡単だった!という方もいますが、私は完全な文系人間なので結構辛かったです。

最初は確率?組み合わせ?それなんだっけ?というレベルでしたので、まずは日本の高校1年生向けの数学ドリルで大体の内容を思い出しました。

その後はKaplanの単語カード、Magoosh(Quantitiveは2周、Verbalは難易度mediumまで)、Manhattan数学、公式問題集、iKnow!(数学単語)で学習。

 

2017/11頃  勉強開始

2018/06/16  V152 Q162 AW3.5

2018/07/08  V142 Q162 AW4.0

2018/09/22  V152 Q166 AW3.5(最終スコア)

 

3回目の受験でなんとか目標のQuantitative 90 percentile突破できました。

初回受験後は全くVerbalの勉強をしなかったのでVスコアの変動はほぼ問題運だと思っています。

 

試験会場は東京のみ。毎回新幹線移動だったので交通費がかさみました。

夏場はスムーズに予約が取れますが、念のため予約していた10月の試験は前月初旬の時点で平日しか空いていませんでした。秋以降に受験する場合は早めの予約が大事です。

CV・SOP・推薦状①

受験に際して必要な書類(CV、SOP、推薦状)の作成はIvy League Consultingに依頼しました。過去受験者のおすすめ+(大手予備校と比較して)安価だったのが決め手です。

 

契約したのが2018年3月、最終書類が仕上がったのが10月下旬。

数回のskype sessionでドラフトを作って頂き、そこからメールのやり取りでブラッシュアップしていきます。私のカウンセリングは月に1-2回程度でしたが、短期集中型の方は担当者とのスケジュールが合えば高頻度のカウンセリングもしてもらえそうです。お願いすれば自分に合った志望校探しもしてもらえるようです。

担当のMattさんは過去何人かMPH留学生を担当したことがあるそうですが医療や国際保健は専門外だそうです。skype sessionでは毎回自分の英語力の無さに打ちのめされましたが、専門外の人に英語で自分のやりたいことを伝える良いトレーニングになりました。

 

今考えると書類も自力で書けたのではと思いますが、当時は文章を書く自信がなかったのです。ただCVの書き方等今後の参考にできる部分も多くあったので、忙しい方・自信のない方は書類作成を業者にお願いするのも手かもしれません。

新姓での受験

あまり書かれている方がいなかったので書いてみます。

私は結婚し姓を変更して留学をしたので、出願に必要な手続きで若干煩雑な部分がありました。

 

TOEFLなどの試験系は新姓・新パスポートで受験しました。他の方のブログを見るとTOEFLは旧姓スコアでも問題なさそうではありましたが、念のため。

 

出願書類の中で旧姓が使われていたのが大学時代の成績・卒業証明書と論文。

SOPHASに問い合わせたところ、受験者情報を登録する際にmaiden nameの部分に旧姓を入力してあれば米国大学院は追加書類不要だそう。

LSHTMは追加で婚姻証明書が必要だと言われたため、市役所に戸籍謄本を取りに行き、翻訳データPDFをメール送信してOKを貰いました。

 

同級生にも既婚者がいるのですが、彼女は旧姓をパスポートにカッコ付けで記載して諸々の手続きをしたそうです。カッコ付けの申請には旧姓で勤務している証明書が必要だったとか。

 

別名併記に関しては少し前に河野前大臣の対応がニュースになっていましたね。

www.sankei.com

 

結婚後の改姓手続き(運転免許・医師免許・銀行口座・クレジットカード・携帯電話・保険等々の名義変更)の時も感じたのですが、こういった作業は本当に煩わしいですね。